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自由になるための技術 リベラルアーツ
著書 山口周 P19 「正しさ」はもう「強さ」にはならない。 P20 複雑で不安定な現代社会では「分析」「論理」「理性」といった、これまで絶対視されてきたサイエンス重視の意思決定や方法論が限界にきていることを述べ、このような時代には、経営の判断にも、自らの「真」「善」「美」の感覚、すなわち「美意識」を鍛え、より拠り所としていくことこそが、重要だと訴えました。 P24 いま、なぜリベラルアーツが重要か-、野田さんの答えは 「人間を理解するための知恵を与えてくれるから」というのものでした。 不確かな現代を生きていく上では人間というものを深く理解することこそが、「最重要のスキル」だということで、たいへん腑に落ちるものだと思いました。 P39 チェ・ゲバラが障害を通じて読んでいたのが、現代の法学者や憲法学者が書いた本では なく、ギリシャ時代に書かれた古典だったことも示唆的です。 長い淘汰に耐えてきた知、あえて自分からは遠く離れた古典を読んで現代を相対化する視点は、未来が見えない現代だからこそ、これからの社会像を模索するためにも、さまざな意味で”役立つ
聖 難波
6 日前読了時間: 4分
脳内革命
著者:春山茂雄 P55 他の場合では必ずある抑制物質が、なぜ高級脳(前頭連合野)が働くときだけ出ないのか。その理由は残念ながらいまはまだわかっていません。 人間がそのもっとも進歩した脳をはたらかせて何かをするとき、βエンドルフィンは抑制されることなく分泌して、どんどん気持ちよくしてくれるということは、私には「そういう世界を目指しなさい」という神様のメッセージのような気がするのです。 性欲とか食欲ではそういことはおきません。 P59 ところが人間はとかくマイナス発想で物事を考えがちです。ほうっておくと七、八割はマイナス発想になるといいます。これは「安定を求める本能的な思考態度」(マズロー)ともいえるのですが、脳内モルヒネの存在がわかったいまでは、どんなことでもプラス発想で考えるほうがよいことは議論の余地がありません。 P200 「人間は病気になるのがおかしいのだ」 人間は病気になるために生まれてきたわけではない。にもかかわらず病気が多いのは、そもそも「病気になるのはおかしい」という気持ちがないからだ。
聖 難波
10月23日読了時間: 1分
美しい建築にひとは集まる
著者:伊東豊雄 建築家として、でなく、私というひとりの人間として、何が可能か。建築家としての自信が他者といかに違うかを意識するのではなく、一人の個人がほかの人といかに同じでありうるかを感じながら、建築を考えることができるのか、確かめたい気持ちでいっぱいです。...
聖 難波
8月25日読了時間: 5分
住まいの解剖図鑑
著書 増田奏 P99 COLUM3 平凡な案から 「おそらく君は、課題の提出期限ギリギリまで最良の設計案を模索する人なのでしょう?」 私はすかさず、「もちろんです」と、そのときばかりは胸を張って答えた。すると建築家は次のように話すのであった。...
聖 難波
8月8日読了時間: 2分
新建築2025年7月
「空間の建築から環境の建築へ」 高橋一平氏 建築がそれを発注する当事者が寄せる短絡的な要求に応えなければならないという、ウィトルウィルスやパラーディオの時代より指摘された束縛が、丸ごと設計条件に差し変わっている。 ウィトルウィウス(古代ローマ)は、建築家は単なる「作業者」ではなく、学識と判断力を持つ専門職であるべきだと強調した。 パラーディオ(ルネサンス)のルネサンス期は建築が「美」と「権力誇示」の象徴であり、施主はしばしば構造的合理性や都市景観よりも、自己顕示的要素を優先されており、 パラーディオは古典様式を政治的・社会的に“読める”形に翻案していた。 建築史は“束縛との闘いの歴史つまり「建築の長期的価値」 vs. 「発注者の短期的要求」である。 膨大な付箋紙と議事録を前に、設計者は寄り添いつつも完全な合意を得ることは不可能。 他方、仮にそこへ綴られる多声的的な「個」の意思をあまねく網羅し、建築による普遍化が可能であったとしても、それは人間の理性を外部空間へ向け一辺倒に企てた姿に過ぎず、地球規模で眺めると儚い。 まず設計者は、建築の当事者に
聖 難波
8月8日読了時間: 2分
置かれた場所で咲きなさい
時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる
聖 難波
2月7日読了時間: 2分
明日をつくる道徳
道徳の実行には、形の面から行うのと、心づかいの面からと二つの方法がある。
聖 難波
2月6日読了時間: 1分
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